背骨の手術の様子

「もう手術しかありませんね」

もし、お医者さんからこう告げられたら、頭が真っ白になってしまいますよね。
「手術は怖い…」「本当に良くなるんだろうか?」「もし再発したら…?」
次から次へと不安が押し寄せてくるお気持ち、とてもよく分かります。

こんにちは。中村接骨院です。
私たちは、これまで多くの脊柱管狭窄症に悩む患者様と向き合ってきました。その中には、手術を勧められたものの、なんとか他の方法はないかと藁にもすがる思いで来院された方、手術後、再発する痛みに悩む方も少なくありません。
もちろん、手術は症状が重く、日常生活に深刻な支障が出ている方にとっては非常に有効で、大切な治療選択肢の一つです。

この記事では、その上で知っておきたい手術に関するリアルな情報(成功率、リハビリ、再手術率)と、手術を回避するための全く新しいアプローチについて、どこよりも分かりやすくお伝えします。

この記事を読み終える頃には、あなたの不安が希望に変わり、「まだやれることがある!」と思っていただけるはずです。

そもそも「脊柱管狭窄症」とは?

「長年の腰痛が、ついにここまで来てしまったか…」と、ご自身の体を責めていませんか?

脊柱管狭窄症は、腰痛が悪化した結果ではありますが、そのプロセスを正しく理解することが根本解決への第一歩です。

背骨のS字カーブのタイプ説明イラスト
書籍『悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい』より抜粋
  • 姿勢の乱れ・負担の蓄積: 日常の悪い姿勢が腰への負担を増やし、背骨のクッションである椎間板を弱らせます。
  • 椎間板の変形: 弱った椎間板が潰れたり、飛び出したりします。
  • 背骨の変形・靭帯の肥厚: 椎間板が壊れると、体を支えようとして背骨自体が変形したり、周りの靭帯が分厚くなったりします。
  • 脊柱管の狭窄: これらの変化が、神経の通り道である「脊柱管」を狭くしてしまいます。これが脊柱管狭窄症です。


トンネルが狭くなると、中を通っている神経が圧迫されてしまいます。
その結果、少し歩くと足が痛くなったり、しびれたりして歩けなくなる(間欠性跛行)のが最大の特徴です。

まさに、背骨の変形が進行し、神経にまで影響が及んでしまった状態。だからこそ、「手術」という話につながりやすいのです。

手術のリアル①:手術件数と平均年齢【最新統計】

実際に、日本国内の調査では、40歳以上の推定患者数は約240万人にも上ると言われています。
日本の脊椎手術に関する最新の公式データ(JSSR-DB 脊椎手術統計サマリー)を見てみましょう。

このデータから分かるのは、年間の手術件数が16%以上と急増しており、患者さんの平均年齢も上昇しているという事実です。そして、全手術の約7%、年間1万2千人以上の方が2回目以降の手術を受けているという現実も見逃せません。

手術のリアル②:「手術後」の知られざる現実

「手術さえすれば、この痛みから解放される!」
そう期待するお気持ちは当然です。しかし、手術はゴールではなく、新たなスタート地点。手術後の回復には、リハビリという重要なプロセスが待っています。

典型的な入院期間: 約1〜2週間
退院後の通院リハビリ: 約3ヶ月間

特に、背骨を金属で固定する「固定術」という手術を受けた場合、骨がくっつくまでの約3ヶ月間、硬いコルセットを常に装着し、腰を曲げたり、ひねったりする動きが厳しく制限されます。

このコルセットは背骨を守るために不可欠ですが、頼りすぎることで、体を支えるためのお腹や背中の筋肉(インナーマッスル)が著しく衰えてしまうというデメリットもあります。


つまり、手術で背骨の形は治しても、体を支える機能はむしろ低下してしまう可能性があるのです。
この事実が、のちの「再発」に大きく関わってきます。

手術のリアル③:手術しても【4〜5人に1人】が再手術する、というデータ

「一度手術をすれば、もう安心」と思いたいところですが、残念ながらそうとは言い切れないのが現実です。
複数の信頼できる研究データが、再手術の確率について報告しています。

米国の有名な研究(Maine Lumbar Spine Study)では、脊柱管狭窄症で手術を受けた人のうち、10年以内に再手術が必要になったのは【23%(約4〜5人に1人)】にものぼると報告されています。

これは海外のデータですが、日本の研究でも、例えば内視鏡を使った比較的新しい手術でさえ、10年後の再手術率は18.4%(約5人に1人)という報告があります。

手術からわずか3年で11%〜14%が再手術を受けているというデータもあり、5年、10年という長い目で見たときに、決して少なくない割合で再手術が必要になっているという厳しい現実です。

なぜ、再手術が必要になるのか?【本当の根本原因】

では、なぜこれほど多くの人が再手術に至ってしまうのでしょうか?


その主な原因は、手術した場所の”隣”が悪くなる(隣接椎間障害)からです。


これは最初の手術が失敗したわけではありません。

背骨をガチッと固めてしまうと、その上下の骨が、固められた部分の分まで無理に動こうとして、大きな負担がかかります。
その結果、今まで問題のなかった隣の背骨が変形し、そこで新たに神経が圧迫されてしまうのです。

考えてみてください。

手術は、狭くなったトンネルを広げる「結果」に対する処置です。

しかし、そもそも「なぜ、トンネルが狭くなるほど背骨が変形してしまったのか?」という根本的な原因にはアプローチしていません。

蛇口から水が溢れているのに、床を拭いているだけのようなもの。
蛇口(=根本原因)を締めない限り、水は溢れ続けますよね。


あなたの体の「蛇口」、つまり背骨の変形を引き起こした「間違った姿勢」や「間違った体の使い方(脳のクセ)」を解決しない限り、手術をしても、また別の場所が悲鳴を上げてしまう可能性があるのです。

手術回避の新しい選択肢【ハードウェアとソフトウェアの同時改善】

「じゃあ、どうすればいいの…」
ご安心ください。ここに、手術を回避し、あなたの体の「根本原因(蛇口)」にアプローチする、全く新しい選択肢があります。

それが、私たち中村接骨院が提供する「短回旋筋矯正®(ハードウェア)」と「脳内矯正®(ソフトウェア)」を同時に行う「カチッとハマる®」です。

①【ハードウェアの修正】背骨の最深部「短回旋筋矯正®」

脊柱管狭窄症の根本原因は、背骨一つ一つの”ミリ単位の位置ずれ”にあります。
私たちは、背骨の最も深い部分にある「短回旋筋」をご自身で背骨一つ一つが整うように鍛えることで、この背骨の配列をミリ単位で整え、維持できるようにする、画期的な保存療法(根本治療)を提供します。

短回旋筋とインナーマッスルの位置関係

②【ソフトウェアの修正】間違った”脳のクセ”を書き換える「脳内矯正®」

長年、痛みをかばいながら生活していると、あなたの脳には「間違った体の使い方」がクセとして染み付いてしまっています。この「脳のクセ」が残っていると、せっかく背骨の位置を整えても、またすぐに悪い状態に戻ってしまいます。

「脳内矯正®」は、この間違った脳のクセ(特に視覚由来のクセ)にアプローチし、体に負担のかからない「正しい体の使い方」を脳に再学習させる、世界特許取得済みのアプローチです。

手術が「結果」に対する対処療法だとすれば、私たちの施術は「原因」に対する根本療法です。

【証拠】手術後も再発した痛みが…!72歳、奇跡の改善インタビュー

論より証拠。ぜひ、実際に当院の施術で元気を取り戻された方の声をお聞きください。

カワイ様(70代・女性)は、約10年前に脊柱管狭窄症の手術を受けました。術後は一時的に楽になりましたが、再び痛みが再発し、週1回は整体や鍼に毎月何万円もかける「流浪の旅」を続けていました。

【動画の要約】

カワイ様:
「根本的なところを治さないと同じことの繰り返しじゃないかと思っていたときに、中村接骨院を知りました。
カチッとハマる®(脳内矯正®短回旋筋矯正®)に出逢って、経済的にも大変助かっています。起床時や、夜中にトイレに行く時でもパッとベッドからスッと立ち上がれるのが何よりも喜びです。

歯磨きよりもある意味、ラクで、効果を実感できるからこそ、毎朝のルーティンになって続けられています。今はすごくルンルンです。」

※これらは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。施術効果には個人差があります。

まとめ:手術を宣告されても、諦めるのはまだ早い


最後に、この記事の要点を振り返ってみましょう。

脊柱管狭窄症の手術の成功率とその後について

手術はゴールではない: 手術後には長期間のリハビリが必要で、筋肉が衰えるリスクもあります。

再手術のリスクは低くない: データ上、手術をしても約4〜5人に1人が10年以内に再手術を受けています。

根本原因は残ったまま: 手術は「結果」を取り除くだけで、背骨が変形した「原因(ハードとソフトのクセ)」は解決されません。

新しい選択肢がある: 手術を回避し、根本原因である「短回旋筋矯正®」と「脳内矯正®」という方法があります。



「もう年だから…」「手術しかないと言われたから…」

そうやって諦めてしまう前に、ご自身の足で生涯歩き続けられる未来に向けて、あなたの本当の「根本原因」を知ることから始めてみませんか?

【次のステップ】あなたの未来を変える「2つの選択肢」

この記事で解説した「根本原因」に、本気でアプローチしたい方へ。
あなたの状況に合わせて、2つの選択肢をご用意しています。


① まずはご自身の「脳のクセ」を診断したい方へ
「手術」という大きな決断を下す前に、まずはご自身の身体がどうなっているのか、プロの診断を受けてみませんか?
オンラインでの診断も可能です。

▼初回カウンセリング(3,500円)のご予約はこちら



② まずは理論をじっくり学びたい方へ
「なぜ、脳のクセが身体を歪ませるのか?」
「短回旋筋とは何か?」
ご自宅で、このメソッドの核心を学べる書籍をご用意しています。


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悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい

執筆者情報・参考文献

中村弘志プロフィール

中村弘志 200度開脚

中村接骨院 中村薬 漢方堂の代表。子供のころから武道と気功、整体を習得。

妹が脊髄損傷し、「一生、車イスだ」と宣言されたことから、「医者が治せないなら、兄の私が治す」と、それまで勤めていた会社を辞め、気功や整体の知識・技術を生かし、妹の治療に専念。

その試行錯誤のなかで独自の治療法を生み出し、妹の症状が歩けるまで改善。(現在、2男2女の母となっている)これを機に柔道整復師の国家資格を取得し、接骨院を開業。

オリジナルの体操指導やツボ治療などにより、「姿勢が良くなった」「からだの痛みがなくなった」「肌がきれいになった」など、その効果が評判となっている。

治療理論で特許意匠などを20以上取得し、テレビや雑誌などのメディアでも活躍。一般社団法人 国際特許医学協会 代表理事ミスユニバース、ミスアースジャパンといったミスコンでの認定講師も歴任。

中村接骨院 中村薬 漢方堂 

東京都荒川区西日暮里2-51-1オーベルアーバンツ日暮里1F
電話番号: 03-5811-6337   (平日9:00-19:00)
予約方法電話WEB予約LINEからの予約オンライン診察も対応可能です)

関連情報

◆脳内矯正®についてのプレスリリース
https://prtimes.jp/story/detail/bDzpD3uv5Px

◆脊柱管狭窄症の改善例コラム
https://mbp-japan.com/tokyo/kaokarada/column/5173454
https://mbp-japan.com/tokyo/kaokarada/column/5169962

◆近著『悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい』の開発ストーリー
https://prtimes.jp/story/detail/Bq4e3quL2Zb

◆中村弘志のInstagram(ぜひフォローください!)
https://instagram.com/beauty.healthy.kaokarada?r=nametag

◆中村弘志のLINE講座
https://lin.ee/23CZMx0Mc

参考文献

https://www.joa.or.jp/joa/files/JSSR-DB_2022.pdf

https://www.joa.or.jp/joa/files/20250422_%E4%B8%80%E8%88%AC_JSSR-DB%E5%B9%B4%E6%AC%A1%E5%A0%B1%E5%91%8A2023%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E4%B8%80%E8%88%AC%E5%85%AC%E9%96%8B%E7%89%88.pdf

https://www.nanbyou.or.jp/entry/101

https://www.sumitomo-pharma.co.jp/news/20100910.html

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2014/0/2014_1048/_article/-char/ja

https://www.igaku-shoin.co.jp/paperplus/archive/y2024/hsr_04

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6241061

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3622052

https://www.researchgate.net/publication/7903531_Long-Term_Outcomes_of_Surgical_and_Nonsurgical_Management_of_Lumbar_Spinal_Stenosis_8_to_10_Year_Results_from_the_Maine_Lumbar_Spine_Study

https://www.researchgate.net/publication/358500988_Long-Term_Outcomes_After_Selective_Microendoscopic_Laminotomy_For_Multilevel_Lumbar_Spinal_Stenosis_With_And_Without_Remaining_Radiographic_Stenosis_A_10-Year_Follow-Up_Study

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15834339

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2014/0/2014_1048/_article/-char/ja