ショックを受けてる女性

実は、MRI検査で脊柱管の狭窄が見つかっても、全く症状がない人は大勢いるのです。

そのつらい痛み、もう良くならないと諦めていませんか?

「歩くと足がしびれて、休み休みでないと進めない」

「お尻から足にかけて、いつも重くて痛い」

「手術を勧められたけど、できれば避けたい…」

長年、脊柱管狭窄症のつらい症状に悩まされ、整体やマッサージ、痛み止めの注射など、色々なことを試してきた。でも、その場では少し楽になっても、すぐに元に戻ってしまう…。「もう年だから仕方ないのか」と、諦めかけていませんか?

もし、あなたが本気で健康な身体を取り戻したいと願うなら、この記事を最後まで読んでみてください。

この記事では、なぜあなたの症状が今まで改善しなかったのか、その「本当の原因」と、手術に頼らずに根本から改善を目指すための新しいアプローチについて、分かりやすく解説します。健康という最大の資産を取り戻すための、希望の光がここにあります。

症状を悪化させる!脊柱管狭窄症で「絶対やってはいけない」NG姿勢・習慣

根本的な原因を探る前に、まずは症状をこれ以上悪化させないための基本を確認しましょう。巷で「やってはいけない」と言われることには、単なる気休めではなく、神経へのダメージを深刻化させないための重要な意味があります。ご自身の普段の行動をチェックしてみてください。

  • 腰を反らす動き(最も危険!):
    高い棚の物を取ろうと背伸びする、うつ伏せで本を読む、ヨガの「コブラのポーズ」のような動きは、背骨の後ろにある神経の通り道(脊柱管)を物理的に狭めて神経を直接圧迫します。痛みやしびれを最も悪化させる動作なので、絶対に避けましょう。

  • 不適切な方法で重い物を持ち上げる:
    膝を伸ばしたまま腰を曲げて「よっこいしょ」と持ち上げるのは厳禁です。腰の骨(腰椎)に急激な圧力がかかり、椎間板の変性を進め、症状を悪化させます。必ず膝を曲げて腰を落とし、荷物を体に引き寄せて持ち上げましょう。

  • 長時間同じ姿勢でいる:
    デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢を続けると、腰回りの筋肉がガチガチに固まり、血流が悪化します。血流の悪化は、神経に十分な酸素や栄養が届かない状態を作り出し、痛みやしびれの原因となる発痛物質を溜め込みます。最低でも1時間に1回、できれば30分ごとに姿勢を変えたり、軽くストレッチをして、神経の圧迫をこまめに和らげましょう。

  • 痛みを我慢して歩き続ける:
    脊柱管狭窄症特有の「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」は、神経が「もう限界だ、圧迫で血流が足りない!」と送っている悲鳴です。このサインを無視して歩き続けると、神経に回復しにくいダメージが蓄積され、麻痺につながる恐れもあります。長く歩けるようになるコツはコチラのブログを参照ください。

  • 腰を冷やす・喫煙・体重増加:
    冷え: 血行不良を招き、筋肉のこわばりを強くするため、痛みが悪化します。

    喫煙: タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、全身の血行を悪化させます。これは神経の回復を妨げる大きな要因です。

    体重増加: 体重が1kg増えるごとに、腰には数倍の負担がかかります。特に運動不足になりがちな方ほど、意識して適正体重を維持し、腰への負荷を減らすことが重要です。

※体重と脊柱管狭窄症の関係について、詳しくはこちらのブログで解説しています。

これらはすべて、症状の悪化を防ぐために非常に大切な応急処置です。 しかし、これだけを意識していても、あなたの痛みやしびれが根本から消えることはありません。なぜなら、これらは「結果」に対処しているだけで、痛みを引き起こしている本当の「原因」にアプローチできていないからです。

【要注意】良かれと思ってやっている事がアダに…「緩和のワナ」とは?

応急処置を続けることには、実は大きな落とし穴があります。それは、一時的に楽になる行動が、かえって症状を慢性化させてしまう「緩和のワナ」です。

例えば、スーパーのカートやシルバーカーを押していると、前かがみになるので楽に歩けますよね。あるいは、椅子に座るときも、無意識に少し背中を丸めた姿勢を取っていませんか?

Illustration of an elderly man and woman walking while pushing a senior car

確かに、前かがみ姿勢は一時的に脊柱管を広げ、神経への圧迫を和らげるため、症状は楽になります。問題は、脳がこの「楽な姿勢=安全な姿勢」と学習してしまうことにあります。

脳は、痛みを避けるためのパターンを記憶し、自動化する天才です。前かがみ姿勢を繰り返すうちに、脳は「これがこの体にとっての正常な状態だ」と勘違いし、その歪んだ姿勢を維持するように筋肉に命令を出し始めます。

つまり、あなたが楽になるために取っているその姿勢こそが、体を歪ませ、健康な姿勢に戻ることを妨げている「根本原因」の一部になってしまっているのです。これこそが、多くの治療が根本的な改善につながらない理由の一つです。

なぜ良くならない?痛みの本当の犯人は「脳の勘違い」にあり!

マッサージをしても、インナーマッスルを鍛えても、痛みがぶり返してしまう…。その理由は、まさに先に述べた「緩和のワナ」によって、痛みの指令を出す「脳」と、体の状態を脳に伝える「センサー」の関係が崩れてしまっているからです。

私たちの姿勢は、目から入る情報と、体の筋肉や関節にあるセンサーからの情報を脳が統合して、無意識にコントロールされています。

しかし、「緩和のワナ」のような長年のクセや体の歪みによってこのシステムにエラーが生じると、脳が「歪んだ姿勢」を「正しい姿勢」だと勘違いしてしまうのです。

この状態では、いくらプロの手技で骨格を整えても、脳が「歪んだ姿勢に戻りなさい」と指令を出し続けるため、すぐに元に戻ってしまうのです。

見過ごされている重要ポイント!姿勢を支える「視覚」と「短回旋筋」

脳の勘違いを引き起こす2つの重要な要素が「視覚」と「短回旋筋」です。

  1. 目の使い方(両眼視差)のズレ
    左右の目で物を見て、その見え方の違いから立体感を認識する「両眼視差」。目で見た情報を脳内で映像化するとき、脳は「快適に見える」状態を優先し、無意識に体歪ませます。このわずかな歪みの積み重ねが、脊柱管狭窄症をはじめ、様々な痛み、不調の引き金になるのです。
  2. 背骨のセンサー「短回旋筋」の機能低下
    背骨の最深部で骨の一つ一つをつなぐ「短回旋筋」。この筋肉の真の役割は、①背骨一つ一つを微調整する「矯正作用」と、②背骨の位置を脳に伝える「センサー機能」です。

    一般的なインナーマッスルを鍛えるだけでは、24個の骨が連なる背骨の一つ一つを整えるのは至難の業。最深部にある短回旋筋だからこそ、この微調整が可能です。しかし、悪い姿勢が続くとこの筋肉は機能不全に。センサーが鈍り、脳は間違った指令を出し、背骨の連動性が失われ、痛みやしびれを招くのです。
短回旋筋とインナーマッスルの位置関係(背骨の背面から見たイラスト)

つまり、脊柱管狭窄症の根本原因は、単なる骨の変形だけでなく、

「目・筋肉のセンサーエラー」と、それに伴う「脳の勘違い」という、脳・神経・筋肉の連携エラーにあると言えます。

根本改善への道すじ|「自分の力」で脳の勘違いを治す

では、どうすればこの「脳の勘違い」をリセットできるのでしょうか。

答えは、「患者様ご自身の筋肉と神経を使って、正しい体の状態を脳に再教育すること」です。

当院では、国際特許を取得した特殊な器具を使用し、この「脳への再教育」を行います。

施術者が無理やり体を動かすのでなく、患者様自身の「動かそう」という意思と筋肉の微細な動きを利用し、背骨一つ一つを丁寧に整えていきます。

脳内矯正イメージイラスト

【このアプローチの3つの大きなメリット】

このアプローチの3つの大きなメリット
  1. センサー(短回旋筋)の再活性化: 眠っていた短回旋筋を目覚めさせ、センサー機能を正常化し、背骨一つ一つを整えます。
  2. 脳との連携強化: 正しい背骨の位置情報が脳へ正確に伝わり、「脳の勘違い」がリセットされます。
  3. 効果が定着しやすい: 他人にやってもらうのではなく、自分自身の力で正しい状態を体に覚え込ませるため、施術後の良い状態が圧倒的に定着しやすくなります。

患者様の声|諦めかけていた日常を取り戻して

【事例1】「もう手術は嫌だ…」3度の手術を乗り越え、4度目を回避された70代男性

21歳から3度の手術を経験され、75歳で4度目の手術を勧められていた大森様。「また手術か…」と諦めかけていた時、当院へご来院。脳の勘違いをリセットするアプローチを続け、手術をしないで元気に毎日を過ごされています。手術は神経の圧迫を取り除きますが、体の使い方という根本原因が変わらなければ再発のリスクは残ります。大森様の事例は、根本原因へのアプローチの重要性を教えてくれます。

【事例2】杖が手放せなかった80代女性が、自分の足で歩けるように

ご来院時、痛みとしびれで杖が手放せなかった女性。自分の力で脳の勘違いを治すアプローチを続けた結果、今では杖なしでスタスタと歩けるまでに回復されました。「もう一度、自分の足で歩きたい」その想いを実現されています。

これらは沢山ある患者様の声の一部です。痛みがあって歩くのが辛かったところから、旅行や趣味のガーデニングなど、再び楽しめるようになった事例は多数あります。

もう一度、健康な毎日を。その一歩を、良い姿勢を保つ習慣から始めませんか?

「もう手術しかない」と諦めるのは、まだ早いかもしれません。

あなたのその痛みは、体からの「根本的な原因に気づいて!」というサインです。そのサインに真摯に向き合い、「脳」と「背骨」両方へアプローチすることで、体は変わる可能性を秘めています。

健康は、何にも代えがたい人生の資産です。

私たちが、あなたがその大切な資産を取り戻し、笑顔で毎日を送れるよう、全力でサポートします。

まずはお気軽にご相談ください。あなたの勇気ある一歩を、心からお待ちしています。

執筆者情報・参照文献

中村接骨院 中村薬 漢方堂 

東京都荒川区西日暮里2-51-1オーベルアーバンツ日暮里1F
電話番号: 03-5811-6337   (平日9:00-19:00)
予約方法電話WEB予約LINEからの予約オンライン診察も対応可能です)

中村弘志プロフィール

中村弘志 200度開脚

中村接骨院 中村薬 漢方堂の代表。子供のころから武道と気功、整体を習得。

妹が脊髄損傷し、「一生、車イスだ」と宣言されたことから、「医者が治せないなら、兄の私が治す」と、それまで勤めていた会社を辞め、気功や整体の知識・技術を生かし、妹の治療に専念。

その試行錯誤のなかで独自の治療法を生み出し、妹の症状が歩けるまで改善。(現在、2男2女の母となっている)これを機に柔道整復師の国家資格を取得し、接骨院を開業。

オリジナルの体操指導やツボ治療などにより、「姿勢が良くなった」「からだの痛みがなくなった」「肌がきれいになった」など、その効果が評判となっている。

治療理論で特許意匠などを20以上取得し、テレビや雑誌などのメディアでも活躍。一般社団法人 国際特許医学協会 代表理事ミスユニバース、ミスアースジャパンといったミスコンでの認定講師も歴任。

関連情報

◆脳内矯正®についてのプレスリリース
https://prtimes.jp/story/detail/bDzpD3uv5Px

◆脊柱管狭窄症の改善例コラム
https://mbp-japan.com/tokyo/kaokarada/column/5173454
https://mbp-japan.com/tokyo/kaokarada/column/5169962

◆近著『悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい』の開発ストーリー
https://prtimes.jp/story/detail/Bq4e3quL2Zb

◆中村弘志のInstagram(ぜひフォローください!)
https://instagram.com/beauty.healthy.kaokarada?r=nametag

◆中村弘志のLINE講座
https://lin.ee/23CZMx0Mc

参考文献:

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/3523807

https://doi.org/10.1093/cercor/bhp271

https://www.verywellhealth.com/rotatores-deep-muscles-of-the-back-297066

https://www.physio-pedia.com/Rotatores_Muscles